タカノツメ Evodiopanax innovans (Sieb. et Zucc.) Nakai (ウコギ科 タカノツメ属
 タカノツメは落葉の小高木。北海道から九州の林内に成育。タカノツメは冬芽の形が鷹の爪を思わせるからという。別名のイモノキは、枝がもろいことによる。葉は3つの小葉からなる複葉で、秋には黄色に紅葉する。花は5月頃に開き、果実は秋に黒紫色に熟す。
 根は比較的貧弱で、表層に吸収根を分布させて直根は発達しない。雪が積もる地域では、小さい間は斜面下部側に倒れやすく、毎年倒れては起き上がることを繰り返している。年輪が明瞭ではなく、コシアブラと同様に、経木に利用される。春の芽が出る頃には、タラノキと同様に食卓をかざる。タラノキよりも香りが強く、人によってはこちらの方がより美味であるというが、小生には香りが強すぎる。
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