アカギ Bischofia javanica Bl. (トウダイグサ科 アカギ属
 首里城の中、アカギの種名札をつけた高木があった。葉を見ると、ゴンズイに似ていると思った。しかし、アカギはトウダイグサ科なので、相当類縁関係は離れている。アカギは赤木なのであろうから、材が赤いのであろうと思っていたら、大きな枝を切り取ったばかりのものに出会えた。切り口は鮮やかな赤褐色であった。葉は3枚の小葉からなる複葉。無毛で半落葉とのこと。2〜3月に目立たぬ房状の花を咲かせ、雌雄異株。果実は茶褐色に熟す。
 沖縄島、八重山群島に生育し、台湾・インド・マレーシア・ポリネシア・豪州などの亜熱帯から熱帯が原産地。沖縄では墓地や拝所に植えているとのことで、南方からの渡来人が懐かしんで植栽した可能性もあろう。低地の谷筋などでは幼木も見られ、更新している。
首里城のアカギ Bischofia javanica
赤褐色の材アカギの頂芽
アカギの葉葉の裏面拡大
果実を付けたアカギの雌株アカギの果実
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