ソクズ Sambucus chinensis  (スイカズラ科 ニワトコ属
 ソクズの葉は、5〜7小葉から成る複葉で、托葉がある。また、小葉の鋸歯は先端部に葉緑素がなく、結果として葉の縁が点々と白く見える。
 ソクズは同属のニワトコに似ており、クサニワトコとも呼ばれるが、ソクズの花序は中央部が盛り上がらないし、ソクズの葉をもみつぶしてにおいをかいでも、ニワトコ特有の臭気は感じられなかった。試しに茎を割ってみると、白色の髄が見られたが、大変に軟弱でピスの代用にはなりそうにない。薬効があるとのことなので、こちらの方が実用性がありそうである。
ソクズの葉:奇数羽状複葉葉の拡大:鋸歯の先端は白色
葉柄と托葉茎の髄は貧弱
(画像・文章:鳥取県立博物館学芸員 清末幸久)

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