ヒイラギ Osmanthus heterophyllusモクセイ科 モクセイ属
 ヒイラギ(柊)は、福島県以西の本州、四国、九州から沖縄、台湾に分布する常緑の低木である。和名は柊であり、葉の棘がささるとズキズキするほど痛いという意味の古語である「ひいらぐ」に由来するという。11月に白い花をつけ、果実は翌年の初夏に黒く熟する。低地の森林に生育し、やや乾燥した場所に多い。
 葉には鋸歯の先端が変形した棘があり、触ると痛いので侵入防止を目的とした生垣に使われる。老木になると葉の棘は次第に少なくなり、無くなって全縁となってしまう。
 幼木では棘があるが成長すると棘が無くなる植物は多い。幼木の時期は樹高が低く、草食動物などに食べられてしまう危険性が高く、棘で武装するが、成長して樹高が高くなると棘を持つ必要がなくなるからである。棘を作るためにはそれなりのエネルギー投資が必要なのであろう。
ヒイラギヒイラギの幼木
老木になると、棘がなくなるヒイラギの大木の樹皮

1.ヒイラギ 2. 3.

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