エゴノキ Styrax japonica Sieb. et Zucc.  (エゴノキ科 エゴノキ属
 エゴノキの花は白色の清楚なもので、5月後半から6月にかけて沢山の花をつける。長い花柄があって垂れ下がるので、下から見上げる位置に咲いていると美しい。花期の短いのが残念である。花柄は長さ2〜3cm。花は直径2.5cm。雄しべは10本。果実は卵円形で、灰白色。中には堅い種子が入っており、お手玉の中に入れるとよい音がするとのこと。ただし、サポニンを含むので有毒であるので注意が必要。

 時としてエゴノキに果実と間違うような虫こぶができる。エゴノネコアシという名前が付いている。エゴノネコアシアブラムシが作るもので、側芽から発達したものだそうである。6月から7月に先端が開き、羽があるアブラムシが脱出する。その後アブラムシはアシボソに移行するとのことで、エゴノネコアシができるためにはエゴノキと当時にアシボソが近くに生育している環境が必要であることになろう。アシボソは谷筋に群生していることが多く、エゴノキの生育範囲と重なっている。


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