タマスダレ Zephyranthes candida Herb. (ヒガンバナ科 タマスダレ属
 タマスダレは玉簾の意味で、明治初期に園芸用に導入された。南米原産。地下に球根があり、痩せた場所にも良く耐えて次第に増えてくる。葉は細くて肉質で厚みがある。軒下のような、雨露がかからない場所に生育できるのも、肉質の葉を持つからなのであろう。
 夏から秋にかけて開花する。8月に咲き始めるのを見ると、ヒガンバナの仲間らしいな、と思うが葉が出ている点は異なっている。日光が十分にあたると花はよく開くが半日陰では半開きとなる。夜には閉じてしまう。密生すると花茎が長くなり、花だけが見える状態になるが、花期の終盤、10月頃になると葉が長くなり、咲き残った花は葉の間に花を開く。花弁は3+3=6枚に見え、外側の3枚はやや幅が広い。おしべは6本。
タマスダレ Zephyranthes candida
葉は肉質よく開いた花
タマスダレ Zephyranthes candidaタマスダレ Zephyranthes candida
開ききった花果実
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