ツユクサ
Commelina communis
(
ツユクサ科
ツユクサ属)
ツユクサは日本各地に生育する一年生草本。やや湿った空き地や路傍などに生育し、節から根を出しつつ枝分かれして広がる。可憐な花ではあるが、雑草としては厄介な植物でもある。
ツユクサの和名は、「梅雨草」と思えそうではあるが、実際には梅雨時には開花せず、実は「露草」である。初夏から初秋にかけて涼しそうな花を開く。古くから青の染料に利用されてきた。
(姫路市飾磨区妻鹿 2000/09/19)
花の形は独特である。2枚の貝殻のような包葉の間から次々と花を咲かせる。花の基本数3であり、6枚の花被片の内、外花被片の3枚は3枚であり、上向きに1枚・下向きの左右に2枚あるが半透明で目立たない。3枚の内花被片の内、上向きの2枚は目立つ青色であり、下向きのものは白色である。おしべは6本であるが、花粉を生産するものは長く突き出した2本だけであり、それ以外の4本は変形して小型の花に見えるような仮おしべとなっている。4本の仮おしべの内、3本は短く、1本は少し長い。
写真左:長く伸びた2本のおしべとめしべ、3本の短い仮おしべとやや長い仮おしべ。
写真右:半透明の外花被(下側の左右に2枚見えており、上側の1枚は見えない)と内花被片(上左右の青色と真中下側の白色)
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