トウギボウシ(オオバギボウシ) Hosta sieboldiana (ユリ科 ギボウシ属)
 トウギボウシは北海道から九州に分布する多年草。やや湿った草原、河原、湿原やその周辺草原などに生育する。岡山県では県北の海抜600m以上の地域に分布する。全体に大型であり、葉の長さは40cm程になる。夏に高さ1m程度の花茎を出し、薄い紫色を帯びた花をさかせる。小さな個体はコバギボウシと区別しにくいことがあるが、先端が尖る傾向があることで区別できる。
 トウギボウシは地理的変異が大きく、大平洋側に生育するものをオオバギボウシ、日本海側に生育するものをトウギボウシとしてきたが、両者は連続的なものであって区別しないとする、トウギボウシを採用しておく。古くから栽培されたのでいくつかの品種もある。東北地方では、若芽を食べるという。
トウギボウシ(7/25)トウギボウシの花序
湿原に群生するトウギボウシトウギボウシの葉

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