タマシダ Nephrolepis cordifolia (ツルシダ科 タマシダ属
 タマシダは伊豆半島以西の本州、四国、九州に分布する常緑性のシダ植物。温暖な地域の沿岸域に分布し、瀬戸内海の中心部には分布が見られず、岡山県では野生の報告はない。冬の低温のためではないかと思われる。タマシダの葉は、長いものでは80cmにも及ぶというが、通常は40〜50cm程度ではないかと思う。根の一部が玉となり、水分を貯蓄できるので、乾燥にも耐えることができ、降水量の多い地域では樹木に着生していることも多い。石垣や路傍などの斜面に生育する。桜島では、溶岩地にいち早く侵入できる維管束植物である。
 鉢物として栽培されることも多く、花材としても利用される。
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