ハマヒルガオ Calystegia soldanella (L.) Roem. et Schult. (ヒルガオ科 ヒルガオ属)
東京出張のために岡山駅でおみやげ物を買い、振り向いたとたんに懐かしい顔が目に入った。昭和57年卒業の清末幸久氏であった。出発までの僅かな時間、話すことができ、瀬戸内海では海岸の植物に関する画像の入手が難しいことを話した。早速送ってくれた画像がこれである。なんともすばらしいハマヒルガオの画像である。送っていただいた画像は300万画素を越えるもので、それぞれの1枚目はそれを1/5程度に縮小したものであり、2枚目はその一部を拡大してみた(一部の拡大も多少圧縮している)。
ハマヒルガオは砂質海岸に生育する多年生草本であり、世界に広く分布する。砂質の海岸に茎を伸ばして匍匐する。葉は厚く、乾燥と塩に耐える能力を持っているのであろう。拡大画像を見ると、砂の中からつぼみが出ているのがわかる。砂の移動がかなり激しいことがわかる。砂の激しい移動は、植物にとっては大変なことであろうが、それに耐える能力があれば、種間の競争は少ない。
この画像は、普段は観光客が入り込まない地域であるとのことで、普段訪れる砂だけの鳥取砂丘とは大きく趣が違う。観光スポットからはずれてゆっくりと砂丘を歩く機会を持ちたいものである。