| ケカモノハシ Ischaemum anthephoroides (イネ科 カモノハシ属) |
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ケカモノハシは北海道から九州の海岸に生育する多年生の草本。東アジアにも広く分布する。主に砂浜海岸に生育するが、ここに掲載したものは銚子市屏風ヶ浦の比高60mの崖の上、半固結の砂岩上に生育しているものである。今にも崩れそうな強風の吹きすさぶ崖っぷちである。 ケカモノハシは群落を形成して高さ80cmほどになる。同じ属のカモノハシに似ているが、全体に毛が生えているので、ケカモノハシという。湿地に生育する無毛のカモノハシ:水が不足する砂浜に生育するケカモノハシ、毛の役割を理解しやすい。潮風と乾燥への対処に毛が役立っている。 花は7月から9月に咲く。カモノハシはほとんど毛がないのに比べ、紫色を帯びた毛が密生している。1つの丸い穂に見えるが、実は2つの穂がぴったりくっついているのはカモノハシと同じ。 |