【凡例名】   アベマキ−コナラ群集
 
  植生区分 Z
  大区分 落葉広葉樹二次林
  中区分 コナラ群落
  細区分 アベマキ−コナラ群集
  確認地域 岡山県,広島県,山口県,香川県
 
【分布・立地等】 ・中国地方と香川県の低地部のヤブツバキクラス域に広く分布する。
・高木層にコナラ,アベマキ,クヌギの生育する落葉広葉樹二次林。
・沿岸部では特に中・古生層地域で多くみられ、内陸部では花崗・流紋岩地の斜面部にも広くみられる。
・成立する立地環境により相観及び種組成は多様である。
・一部、植林由来のクヌギ群落が確認されたが、本群集と連続して成立しており、加えて組成及び相観から本群集との大きな違いが確認されなかったことからアベマキ−コナラ群集に含むこととした。
・香川県の沿岸域(島嶼部を含む)については、同じ瀬戸内海気候区に属する岡山県沿岸域(島嶼部を含む)と組成上大きな違いが確認されなかったことからアベマキ−コナラ群集に含むこととしたが、これについては今後の検討が必要と考える。
   
【階層別の優占種】 ・高木層:コナラ,アベマキ,クヌギ
・亜高木層:コナラ,アベマキ,リョウブ
・低木層:ヒサカキ,コバノミツバツツジ,ネズミモチ
・草本層:ミツバアケビ,ヒサカキ,ヤブコウジ
   
【凡例の決定方法】 ・現地確認によりコナラ,アベマキ,クヌギが優占することで区別する。
・旧植生図のほか既存資料、ヒアリング調査により分布域を判断する。
・中国地方と香川県の低地部のヤブツバキクラス域のコナラ林を本凡例にあてる。
・12年度においては、四国地方と中国地方のコナラ群落を区別するために、前者をコナラ群落、後者をアベマキ−コナラ群集として図示した。
・常緑広葉樹やアカマツと混生する林分では、現地確認により発達する立地環境や、今後の遷移の進行状況等を勘案し、シイ・カシ二次林、アカマツ群落と区別する必要がある。
   
【判読の難易】 ・「難」 空中写真上で他の落葉広葉樹林との区別は困難。
 
林内の様子 林内の様子
   
植生原図上での展開状況
 地域名:岡山県,図幅名:総社西部(左上)
図中の凡例番号「2」(こげ茶色)がアベマキ−コナラ群集
 
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